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高市首相が午前3時に勉強会開催で 自民議員が心配「あまりにハードワーク」「上手にサボって」

2025/11/07
更新: 2025/11/07

高市早苗首相は7日午前3時すぎ、就任後初開催となる衆院予算委員会に向けた答弁の準備のため、首相公邸で勉強会を行った。未明に勉強会を行うのは、歴代首相による早朝の勉強会と比べても異例だ。

これについて、自民党の斎藤健元経済産業相は同日の衆院予算委員会で、労うとともに「休憩も必要」と心配の声も漏らした。

斎藤氏は、まず最初に「並々ならぬ努力を重ねられ、大いなる皆さんの期待を背負って、日本初の女性の総理大臣となられたことを心から敬意を表したい」と述べ、首相就任に祝意を示した。

「これからご活躍をなされることを期待をしている」とも語った。

一方、斎藤氏は「ただ心配しているのは、あまりにハードワークなのではないか」と、高市氏のスケジュールに懸念を示した。

「ワークライフバランスを捨てる」と語った高市氏は、就任直後から多忙なスケジュールをこなしている。高市氏は、東南アジア諸国連合(ASEAN)、日米、日中および日韓首脳会談、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に臨み、日本に帰国後も連日国会が続いている。

こうした中、斎藤氏は「さすがに働いて、働いて、働いてと言っているが、正直心配なところがある」と述べ「いいパフォーマンスをするには、休憩も必要なのではないかと思う」「ぜひ上手にサボりながらやっていただきたい」と助言した。

SNS上でも、高市氏が投稿するツイートには「頑張ってください」「期待しています」などの返信があるほか、激務をこなす高市氏に「十分に休んで頂いてほしい」「お身体壊されないようお気をつけください」など、健康や体調を案じるコメントも寄せられている。

エポックタイムズ記者。日本の外交をはじめ、国内外の時事問題を中心に執筆しています。