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高市氏の「支持率下げてやる」動画 保守・北村氏「極めて悪質」 自民からも非難の声

2025/10/08
更新: 2025/10/08

最近、自民党の高市早苗総裁について報道陣の一部が不適切な発言をしたとされる動画がSNSで拡散されたことを受け、日本保守党の北村晴男参院議員は8日、X(旧ツイッター)で「極めて悪質」と非難した。

拡散されている問題の動画では、7日に自民党本部内で高市氏に取材するため待機していた報道陣の一部が「支持率下げてやる」「支持率が下がるような写真しか出さねえぞ」などと発言していた。

ほかにも、「イヤホン付けて麻生さんから指示聞いたりして」などと揶揄する声もあった。日本テレビなどが高市氏の取材が始まる前から生配信しており、報道陣の声が拾われたとみられる。

報道陣の発言について、日本保守党の北村議員は「高市さんに対し、ありとあらゆる理不尽な攻撃が続く。その攻撃は日本の民主主義を破壊し、日本そのものを破壊しようとするものである」とXで投稿

「彼らの攻撃は、石破左翼政権には向けられず、かつて安倍さんに対して向けられたのと同様の極めて悪質なもの」と非難した。

その上で、「我々保守層は、政治家も国民も一致して、高市さんの様に日本を守ろうとする志を、全力で支える」と言明した。

自民党からも批判する声が出ている。

8日、鈴木貴子広報本部長はXで「仮に冗談であったとしても放送の不偏不党、政治的に公平であること、を鑑みると非常に残念な発言だ」と表明し、懸念を示した。

「発言された者/社を特定することもありません」としつつ、「今回の事案でその発言をされた方はもとより、周りで聞いていた方、笑っていた方もきっと何か思うところがあるのでは、と思います」と語った。

エポックタイムズ記者。日本の外交をはじめ、国内外の時事問題を中心に執筆しています。