自民党の木原誠二選挙対策委員長は21日、BSフジ番組で今回の参議院選挙の敗因について検証などを終えたのち、しかるべき時期に選挙対策委員長の職を辞任する意向を示した。
参院選で、与党は非改選議席を含めて計50議席の目標に届かず、参院全体の過半数(125議席)を割り込むこととなり、衆議院に続いて参議院でも少数与党になった。石破首相は、「国政に停滞を招いてはならない」として続投の意向を表明した。
木原氏は、石破氏の続投の意向を擁護しつつ、「選挙の責任は総理でなく選対委員長にある」として辞任をほのめかした。
参院選を巡っては、21日に石破茂首相が今後も党執行部や内閣を続投させる考えを示した。党内からは「敗北の責任を取るべきだ」として、退陣を求める声が相次いでいる。
木原氏は、「総理が歯を食いしばってやるということであれば、執行部は支えていくというのが第一義」と述べた。
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