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法輪功保護法案が再提出  米上下両院の議員が中共による法輪功弾圧に非難

2025/03/06
更新: 2025/03/06

アメリカの上下両院の議員たちは最近、再び「法輪功保護法案」を提出し、法輪功学習者の臓器強制摘出に関与した主犯および共犯者に対して厳しい制裁を求めた。

最近、アメリカの共和党のペリー下院議員やクルーズ上院議員を含む複数の両党の議員が「法輪功保護法案」を再提出した。

法案には特に次の内容が盛り込まれている。アメリカは適切な措置を講じ、中国共産党(中共)による国家的な力を用いた臓器の強制摘出という暴行を終わらせるために制裁を発動する。

また、同盟国と連携し、中共による法輪功修煉団体への迫害を暴露し、国際社会と協力して中共の臓器犯罪を阻止するために必要な制裁やビザ制限を実施する。

法輪功迫害追及国際組織の主席、汪志遠氏は次のように述べている。

「これはアメリカ政府と国民、そして国際社会が中共の邪悪さを認識し、法輪功の真実を理解することが進んでいることを示している。特に中共による法輪功学習者への臓器強制摘出の実態は、皆が目撃している。これは人類史上最も邪悪で前例のない罪だ」

この法案がアメリカ議会に提出されるのは今回で2回目だ。前回はペリー下院議員が提出し、昨年6月に下院で可決した。

一方、上院版は当時フロリダ州の共和党上院議員で、現在国務長官を務めるルビオ氏が提出したが、大統領選挙の影響で迅速な審議や可決には至らなかった。当時、多くの両党の議員が演説し、中共による臓器の強制摘出行為を厳しく非難した。

共和党のペリー下院議員は、「この法案は、法輪功の迫害および法輪功学習者からの臓器の強制摘出に反対するため、議会初の拘束力のある強力な法律的行動を取る約束だ」と述べた。

民主党のライアン下院議員は「中共による法輪功への迫害はあまりにも長く続いている。我々は人々を目覚めさせる必要がある」と語った。

最新の法案では、中共による臓器の強制摘出に関与する個人に対し、経済的およびビザ面での制裁を実施することを規定している。法案では、アメリカ大統領が施行後180日以内に、臓器摘出に関与した個人のリストを議会関連委員会に提供することを求め、その個人は経済的処罰や財産凍結、アメリカ入国禁止などの制裁を受けることになる。

汪志遠氏は次のように語った。「その時、中共の指導者を含む臓器強制摘出に関与した者たちは、歴史的な審判を受けることになるだろう。これは人類史上、極めて重要な出来事だ。中共による法輪功学習者への臓器強制摘出は、人類の道徳的な底線を破壊し続けており、決して許されるものではない」

この法案がアメリカの上下両院で可決し、大統領の署名を得れば、即座に法律として施行される。

法輪功迫害追及国際組織は、現在中共による法輪功の迫害に加担している者たちに対し「崖っぷちで踏みとどまり、悪事を止めるよう」呼びかけている。