大阪府岸和田市議会は17日午後、永野耕平市長(46)への2度目の不信任決議案を提案し、決議案は賛成多数で可決され、永野氏は自動失職となる。
決議案は議会に出席した23人の全会一致で可決。地方自治法により、永野氏の妻で市議の紗代氏は採決には参加しなかった。
岸和田市の永野市長をめぐっては、不適切な関係にあった女性から裁判を起こされ、500万円の和解金を支払った。昨年12月、市議会から「市政の混乱を招いた」として不信任決議を受け可決。議会を解散し、2日の市議選では不信任決議に賛成した前職20人と新人2人が当選した。
14日、「大義の無い解散によって(市議選で)莫大な税金をかけた」として不信任案を再び可決した。次は50日以内に市長選が行われる見通しだ。
永野氏は、市長選に再度出馬する意向を示している。
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