「中国共産党(中共)を倒せ! すべての政治犯を釈放せよ!」
今年も、世界人権デー(毎年12月10日)に合わせ、中国共産党による人権侵害に抗議する集会が各地で開かれた。
米ニューヨーク
12月10日、ニューヨークの中国領事館前で、華人団体による中国共産党に抗議するデモ集会が開かれた。
参加者らは過去75年にわたる中共の華人に対する人権侵害、信仰への迫害、ジェノサイド、文化への破壊、臓器収奪を糾弾し、「中国共産党を倒せ! すべての政治犯を釈放せよ!」などのスローガンが叫ばれた。
米国ロサンゼルス
12月8日、ロサンゼルスの中国領事館前でも同様の抗議集会が開かれた。参加者らは中共に対し、「すべての政治犯の釈放」を求め、中国の国旗に墨をかけたり、踏みつけたりするなどして人権侵害を行う中共への怒りを露わにした。
集会を主催した米国在住の著名な人権活動家・界立建氏は、「今、ビルマ(ミャンマー)では臓器を摘出された多くの若者の死体が発見されている。彼らの臓器は中共に売られたんだ」と訴え、中共によるビルマ軍事政権への支持、世界中に広げたその臓器狩りビジネスを糾弾した。
最初は法輪功学習者をターゲットとした中共の臓器狩りは、いまでは世界中に広がっており、必要となれば誰もがその危険にさらされるようになっている。
都内
都内でも10日、日本在住の法輪功学習者らによる「証言集会」が開かれ、中共による法輪功に対する迫害の実態が明らかにされ、迫害停止を呼びかけた。
集会に参加した日本維新の会の中津川博郷元衆院議員は、
「まだこんな事が行われている、絶対許しません」
とNTD新唐人テレビの取材に語った。
中国の人権実態「中国人は自分たちの子宮も臓器も支配できない」
ロサンゼルス中国領事館前の集会では、参加者の周暁龍氏がマイクを手に
「我々中国人は生まれた時から人権などなかった」
と訴えた。
「私たちは自分の子宮(中共による産児制限政策「一人っ子政策」を指す)も臓器(臓器収奪)も支配できない」
「先祖から受け継いだ土地も家も、好きなように徴収され、それに不満持って陳情すれば即存在を消されてしまう」
「中国共産党は悪魔でも出来ないことをずっとやってきた、何十年も嘘を繰り返してきた中共は、サタンよりも悪魔的な存在だ! 中共は必ず退陣しなければならない! 」
周氏によるスピーチの後、現場は大きな拍手に包まれた。
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