週末に寒波が襲来 北海道から北陸地方の日本海側で降雪 全国的に寒い日となる見込み

2024/12/06
更新: 2024/12/06

今月7日(土)から8日(日)にかけて冬型の気圧配置が強まり、日本列島では強い寒気に覆われ、全国的に寒くなる見込みだ。また、北海道から北陸地方の日本海側を中心に雪が降り、積雪が増えるおそれがある。

気象情報会社ウェザーニューズによると、今週末は北海道日本海側や青森県津軽エリアで断続的に雪が降り、内陸の山沿いでは大雪に、平野部では路面にしっかりと雪が積もる恐れがある。また沿岸部を中心に強風が吹き荒れ、強風と降雪が組み合わさり、吹雪となる予想だ。

同社は積雪の急増や視程の悪化により交通機関に影響が出る可能性があるとした他、除雪作業の際には安全を確保し、なるべく複数人数で行うようにと呼びかけている。

NEXCO東日本は4日、関越道(群馬・新潟県境)付近、上信越道(長野・新潟県境)付近で強い降雪に注意するよう発表し、今後の天気予報によっては通行止めとなる可能性がある事を発表した。

降雪が予測される地域に車で出かける際には、冬用タイヤの装着や、スピードを出し過ぎずに普段よりも車間距離をあけた運転を心がけるよう呼びかけた。また、出かける際には最新の気象予報・道路交通情報を確認するように呼びかけた。

日本気象協会は雪道運転で備えておきたいグッズとして、毛布やひざ掛け、モバイルバッテリー、懐中電灯、簡易トイレ、ブースターケーブル、牽引ロープなどを紹介している。

今年の12月7日から20日までの期間は、二十四節気では「大雪」(たいせつ)にあたり、暦の上では山や平地で雪が積もる時季とされている。今後、寒さがより一層深まる中、雪や防寒対策の重要性が一層高まってくる。

エポックタイムズ記者。大学では地理学を専攻。主に日本の時事について執筆しています!