[ワシントン 22日 ロイター] – ロイター/イプソスが実施した米大統領選に関する最新の世論調査によると、民主党候補ハリス副大統領の支持率が46%と、共和党候補トランプ前大統領の43%を上回った。
調査は21日までの6日間実施。ハリス氏が支持率45%でトランプ氏(42%)をリードした前週の調査とほぼ変わらない結果で、投票が2週間後に迫る中で異例の接戦が続いていることが浮き彫りになった。いずれの調査でもハリス氏のリードは誤差の範囲内にとどまった。
今回の調査で有権者は経済や移民の現状について悲観的な見方を示し、これらの問題で総じてトランプ氏の政策を支持していることが分かった。
約7割の回答者は生活費が間違った方向に進んでいると答え、6割は経済が間違った方向に向かっていると回答。移民政策については65%が同様の回答をした。
米国が直面する最大の課題として経済、移民、民主主義への脅威を挙げ、これらの課題でどちらの候補の政策が好ましいかという質問では、トランプ氏が経済で46%、移民問題で48%とハリス氏(38%と35%)をリードした。
一方、政治的過激主義や民主主義に対する脅威への対応については42%がハリス氏、35%がトランプ氏を支持。人工妊娠中絶や医療保険を巡る政策でもハリス氏がリードした。
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