考え方1つで稼ぎ口はどこにも転がっている?
ニーズのある所に、「チャンス」ありです。
中国の「これもあり?」という稼ぎ方いろいろシリーズ。第二弾も準備中ですので、お楽しみに~!
では、さっそく。
王様「駕籠」
世界遺産にも登録されている道教の聖地の「泰山」(山東省)。
泰山の麓から山頂まで運んでくれる「駕籠」は2600元(約5万5千円)で乗れるらしい。4人掛かりで運んでくれて、横たわったまま移動できる、まさに「王様レベル」の待遇である。
しかしこの場合、周りの登山者たちからの羨望のまなざしに耐え、そして「あいつ落ちればいいのに」といった呪いなどのマイナスパワーを跳ね返すだけの図々しさ? いや「精神力」があることが前提となる。
飲酒運転「検問スポット」前で「運転代行」
「200メートル先の飲酒運転の検問中、運転代行300元(約6千円)」と書かれたプラカードを手に持ち、客引きをする男性。
場所は湖北省武漢市のトンネル入口付近だ。動画撮影者がそのまま道を進むと、確かにその先では検閲が行われていた。
「なんて賢い」と動画投稿者も尊敬してしまう。その運転代行業者の「場所選び」に感嘆する。
それにしても300元は相場よりかなり高額だ。しかし、検閲を前にした「飲酒運転」のドライバーにとっては、検閲にひっかかって「暗い将来」が訪れようとすることに引き換えれば、「安いもの」である。
土下座する「毛沢東」
文革犠牲者の墓前に土下座させる「毛沢東のそっくりさん」、お値段については「叩頭ひとつで50元(約千円)」だそうだ。
華人圏のSNS上には、墓の前で大げさに土下座する毛沢東の恰好をした男性の動画が拡散されている。動画投稿者によれば、「毛(代わりに)」が土下座しているその墓というのは、毛のかつて発動した文化大革命(文革)の最中に死んだ雇い主の両親の墓だそうだ。雇い主の母親は餓死し、父親は粛清されて命を落としたという。
関連投稿には「いいね!」の歓声が上がっている。
コメント欄にも「これは良い職業だ。将来性がある」「こういうのは必要だ。とても良いアイディアだ。広めなければならない」「世の人に、毛沢東は殺人悪魔であり、偉大な救世主などではないことを知らしめる必要がある」などの声が多く寄せられた。
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