「当たり屋」から「通行料せびり」まで、悲しいことだが、中国共産党(中共)統治下の中国で、本当に感覚がおかしくなって「悪」にどっぷり浸かってしまった庶民もいる。中共の幹部連中は、はじめから論外なのでここでは触れない。
中国河南省新郷市で12日、観光地、宝泉旅游区の飲食店前でUターンしただけで、「通行料」をせびられる「事件」が起きた。
被害を受けた男性が撮影した当時の映像はSNSで拡散され、「なぜこんな世の中になってしまったのか」とする嘆きが広がっている。
店前でUターンした車を見た飲食店店主の中年男性は、体をもってその車の前に立ちはだかった。車外の店主の声は映像に入っていなかったため、何を言っているのかわからなかったが、店主は車内を指さして物凄い形相で罵っているようだった。
「ごめんね。ここUターンしちゃいけないって、知らなかった」と、店主の態度とは対極とも思えるほど、かなり良い態度で謝罪して、説明する運転手の男性だが、中年男性はそれでも車の前から離れようとはしなかった。
「行かせてくれないなんて、こうなったら、もう警察呼ぶしかない」という運転手。すると中年男性は「行きたければ俺の体の上を通れ」と言わんばかりに、そのまま車のフロント前の地面に座り込んだ。
この事態に、「じゃあ、どうしたら解決できるのか、教えて」と運転手もお手上げの様子。SNSに投稿された動画はここで切れたが、動画説明には「立ち去りたければ50元(約1千円)払えと要求された」とあった。
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