[ロンドン 18日] – BAEシステムズやバブコック・インターナショナル・グループなどの英防衛関連企業の幹部は18日、ウクライナのゼレンスキー大統領と会談した。ロシアとの戦争で同国への軍事支援強化について協議した。
ゼレンスキー氏は欧州政治共同体(EPC)首脳会議のために英国を訪れている。会議には防衛・通信機器大手タレスやMBDA、KBRの代表のほか、英国のヒーリー国防相とレイノルズ貿易相も出席した。
ヒーリー氏は声明で「産業界のリーダーらと会談し、政府が産業界とのパートナーシップを継続し、ウクライナと自国の軍隊のために重要な軍事用品の生産を強化する必要性を強調した」と説明した。
英国防省は、バブコックとの契約を半年延長し、軍用車両のメンテナンスと修理を受けると発表した。
これに先立ちスターマー首相はEPC首脳会合で、ウクライナへの支援を進めると共に、欧州の喫緊の課題である不法移民対策や気候変動、エネルギー安全保障に取り組むため、欧州での協力を深めるよう呼びかけた。
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