【閲覧注意】日中堂々と街中で犯行 鎌や短刀による殺人事件発生 3人死亡=中国河北省

2024/06/02
更新: 2024/06/02

【閲覧注意】本記事には、残虐な映像や画像があります。ご注意ください。

 

先月31日昼前、中国河北省保定市曲陽県の街中で、鎌や短刀を使用した切りつける事件が発生した。

現地公安によると、3人が死亡した。容疑者はすでに逮捕されており、動機は「金銭トラブル」と公表されている。

しかし、当局による通報では「容疑者や被害者らは街中で偶然に出会った」としているが、「偶然に出会い犯行に至ったという当局の説明と市民が撮影した犯行現場の映像の内容と一致しない」といった指摘も寄せられており、「事件の背後には隠された何かがあるのではないか」と疑う声も上がっている。

2024年5月31日昼前、中国河北省の街中で、鎌や短刀を使用した切りつける事件が発生し、3人が死亡した。画像は犯行現場の様子。(中国のネットより)

 

中国の場合、政府や公安当局の「公式発表」が真実である可能性はそれほど高くないことは市民は経験上知っているため、「なんでもまずは疑ってかかる」という姿勢を見せる市民が多い。

現場を撮影した動画のなかには、路上に倒れる2人の女性の姿のほか、鎌や短刀を手にした容疑者の男に追いかけ回されたのち何度も刺されて喉元に鎌を突き立てられた男性の姿もあった。

充満した陰惨な邪気(じゃき)が社会全体に充満した中国では近年、個人的な恨みから相手家族一家(無関係な幼児まで)を惨殺する凶悪事件や、「社会への報復」を身勝手な動機とした多くの無関係な市民を巻き込む事件が絶えない。

(2024年5月31日昼前、中国河北省の街中で起きた鎌や短刀を使用した切りつける事件)

李凌
エポックタイムズ記者。主に中国関連報道を担当。大学では経済学を専攻。カウンセラー育成学校で心理カウンセリングも学んだ。中国の真実の姿を伝えます!