路線バスが深夜に炎上「事故か、事件か」詳細は不明 当局は情報を封鎖=北京

2024/02/05
更新: 2024/02/05

このごろネット上では「北京で、路線バスが夜に爆発して炎上した」と噂になっている。事故の原因、および正確な発生日時や死傷者数などの詳細は、現時点では不明。中共当局による発表は、まだ出ていない。

ネットに投稿された動画のなかには、道路上で炎上し、骨組みしか残らないほど燃え尽きた路線バスの姿があった。

周囲には消防車が多数停まっており、数十人の公安や当局者が現場を取り囲み、封鎖を行っている模様。公安は現場を通りかかる車両を追い払い、撮影を禁じている様子だ。

走行中の自家用車の車内からこの場面を撮影していた女性は「こんなにたくさんの警察がいるんだから、きっと何かあったんでしょう。きっと明日のニュースになるわよ」と話している。

現地のネットユーザーによると、今回の事故(または事件)は北京市朝陽区広渠路で発生。路線バスは23時過ぎに燃え始めたという。

北京時間2月4日午前4時の時点で、北京当局は何の通知も出していないため、事故の正確な発生時間は不明。死傷者数も、わからない。

(事故現場を通りかかった自家用車に対して、公安が「止まらずに、行け」と指示している)

李凌
エポックタイムズ記者。主に中国関連報道を担当。大学では経済学を専攻。カウンセラー育成学校で心理カウンセリングも学んだ。中国の真実の姿を伝えます!
鳥飼聡
二松学舎大院博士課程修了(文学修士)。高校教師などを経て、エポックタイムズ入社。中国の文化、歴史、社会関係の記事を中心に執筆・編集しています。