お店のテーブル上に「絶叫チキン」を発見 繁盛店では大活躍かも?

2023/12/30
更新: 2023/12/30

写真を見たら「ああ、これか」と多くの人が頷く、話題のおもちゃ。

パーティーやイベントで大活躍すること間違いなしの「絶叫する黄色いニワトリさん」である。ネットでは「叫ぶ、びっくりチキン」などの名称で販売されている。

このニワトリのお腹(本体)を軽く押してつぶすと、体内の空気がシューっと抜ける。そのあと指をはなすと、お腹に再び空気を吸い込んで、ほとんど悲鳴のように「ガァァ~」と大音量で鳴くのだ。その様子は、まるで締められる瞬間の本物のニワトリである。SNSなどでもおなじみで、かなり有名らしい。

時折、おもちゃ屋さんで見かけて、面白いなとは思いながら「これを子供に与えたら、とんでもない近所迷惑になりそう」と、つい買うのをあきらめていた。

ところが、東京都内のある飲食店でこれを見つけた時は、店主の素晴らしいアイディアに感動した。

この「絶叫するチキン」さんは、多くのお客さんで賑わう店内の各テーブルの上に、1羽ずつ、天井からヒモで吊り下げられていた。

その由来について、店の人に尋ねてみると「混雑時は、お客様から呼ばれても気付かない場合があるため、これを付けたのです」とのこと。

しかし「絶叫」で有名なだけに、つい使うのを遠慮してしまうお客さんがほとんどで、結局は「お飾り」になっているらしい。

日本では、今年5月8日から新型コロナ感染症が5類となり、新しい段階にはいった。それぞれに実行可能な注意や周囲への配慮は必要だが、かつてのように経済が停滞するほどの自粛ではなく、お店での飲食も楽しみながら、日本人はこの疫病に向かい合っていくことになる。

忘年会シーズンは過ぎたものの、これから再び新年会で賑わうお店。とくに、テーブル上の呼び出しボタンでは手に負えない繁盛店などで、この「絶叫チキン」は、おススメのグッズかもしれない。

李凌
エポックタイムズ記者。主に中国関連報道を担当。大学では経済学を専攻。カウンセラー育成学校で心理カウンセリングも学んだ。中国の真実の姿を伝えます!
鳥飼聡
二松学舎大院博士課程修了(文学修士)。高校教師などを経て、エポックタイムズ入社。中国の文化、歴史、社会関係の記事を中心に執筆・編集しています。