Kazuhiko Tamaki
[東京 19日 ロイター] – 松野博一官房長官は19日午後の会見で、50代の日本人男性が中国当局に逮捕されたことは今年10月中旬に「確認している」と述べた。
共同通信は同日、今年3月に北京市内でスパイ容疑によって拘束されたアステラス製薬の男性社員を中国当局が正式に逮捕したと報道した。
松野官房長官は、逮捕されたのは今年3月に北京市で中国の国内法違反があったとして拘束された50代の男性であると説明した。
その上で、日本政府として「邦人保護の観点から領事面会やご家族との連絡などできる限りの支援を行ってきており、引き続き適切に対応していく」と述べた。さらに「中国側に対しては、さまざまな機会やレベルを通じて早期解放を強く申し入れてきており、引き続き働きかけを継続する」と語った。
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