世界大学ランキング、日本勢は順位下げる マサチューセッツ工科大学が首位

2023/07/04
更新: 2023/07/04

英国の大学評価機関クアクアレリ・シモンズは6月27日、世界大学ランキング2024を発表した。東京大学は28位、京都大学は46位。上位100には日本の大学4校がランクインしたものの、前年から軒並み順位を下げる結果となった。

クアクアレリ・シモンズは、2004年から毎年世界大学ランキングを発表しており、今年は104の国・地域の1500校を取り上げた。評価項目は従来の「学術評価」や「雇用者の評価」などに加え、新たに「雇用成果」「国際研究ネットワーク」「持続可能性」を追加した。

世界ランキングでは、マサチューセッツ工科大学が12年連続で首位を維持した。2位がケンブリッジ大学、オックスフォード大学とハーバード大学がそれぞれ1つ順位を上げて3位と4位、5位にスタンフォード大学がついた。

日本の大学については、東京大学と京都大学に次いで、大阪大学(80位)、東京工業大学(91位)となった。いずれも「外国人教員比率」や「国際研究ネットワーク」など国際性の指標が低かった。

アジアでは、欧米の大学の多くが上位10校を占めるなか、唯一シンガポール国立大学が8位に選ばれた。次いで北京大学(17位)、清華大学(25位)となった。

大紀元日本 STAFF