故・安倍晋三元首相一周忌、増上寺で一般献花へ 「熱中症対策」のお願いも

2023/06/20
更新: 2023/06/26

昨年7月、奈良市での応援演説中に凶弾に倒れた安倍晋三元首相の一周忌法要が7月8日、増上寺(東京都港区)で行われる。13時から16時にかけて、増上寺の大殿前で一般献花を受け付ける。自民党が20日、発表した。

自民党と清和政策研究会、そして安倍家が主催する。自民党は公式ホームページd「故安倍晋三元総裁 一周忌法要」と題する告知を掲載した。来場者が多数見込まれ、長時間待つことが予想されることから、「飲料をお持ちいただくなど熱中症対策をお願いいたします」と呼びかけた。

告知では「生花以外の供物(香典、酒、手紙など)はお受けしかねます」と綴った。

昨年7月に増上寺で行われた葬儀には国内外より多数の弔問客が訪れ、手を合わせた。9月の国葬では、献花に訪れる人々の列が四谷駅まで伸び、献花台まで少なくとも3時間待ちとの案内が行われた。

オンラインで行う「デジタル献花」プロジェクトも大きな話題を呼んだ。昨年10月時点で52万429人からの献花が寄せられ、現在はメッセージの書籍化を進めている。

政治・安全保障担当記者。金融機関勤務を経て、エポックタイムズに入社。社会問題や国際報道も取り扱う。閣僚経験者や国会議員、学者、軍人、インフルエンサー、民主活動家などに対する取材経験を持つ。