［広島市　２０日　ロイター］ – 主要７カ国首脳会議（Ｇ７サミット）出席のため日本を訪れたウクライナのゼレンスキー大統領は２０日夜、英国やフランス、インド、ドイツなどの首脳らと相次ぎ会談した。

ゼレンスキー氏はスナク英首相との会談後、戦闘機供与の国際的な取り組みで主導的な役割を果たしてくれたことに謝意を伝えたとツイッターで明らかにした。Ｇ７招待国のインドのモディ首相に対しては、和平協議の枠組みづくりに加わることを呼び掛けるとともに、地雷除去と移動診療所の必要性を伝達した。

マクロン仏大統領は会談の中でゼレンスキー氏に対し、「途上国の首脳らにウクライナの現状を伝える貴重な機会だと思う。『ゲームチェンジャー』になるだろう」と語った。その上でマクロン氏は、「最後の最後まで」フランスはウクライナとともにあると伝えた。