米国の中間選挙では、共和党が下院の過半数に必要な218議席を獲得し、4年ぶりに多数派を奪還した。上院は依然民主党が多数を占めており、「ねじれ議会」となる。
選挙戦では共和党が激戦州を制し、アリゾナ州、ニューヨーク州、オレゴン州などで民主党から議席を勝ち取った。米下院では2019年から民主党が多数派を占めていた。
共和党のケビン・マッカーシー院内総務は15日に議長候補として選出された。下院議長選は2023年1月に行われる。下院議長は大統領権限承継順位で副大統領兼上院議長に次いで2番目。
共和党は新しい会期が始まれば新型コロナウイルスの起源調査や国境の安全確保など一連の問題に取り組む計画だ。民主党が掲げる国税庁の8万7000人の職員増員計画の凍結や、米国のエネルギー自給率向上などを掲げる。
(翻訳編集・Wenliang Wang)
ご利用上の不明点は ヘルプセンター にお問い合わせください。