オバマ元米大統領の異母兄弟、中間選挙で共和党候補者の支持を表明

2022/10/05
更新: 2022/10/25

バラク・オバマ元米大統領の異母兄弟マリク・オバマ氏は、11月に中間選挙共和党候補者を支持すると表明した。

米国の保守系言論人ジャック・ポソビエック氏は2日、ペンシルベニア州知事候補のダグ・マストリアーノ氏を支持するかマリク氏にTwitter上で質問した。これに対しマリク氏は「もし彼(マストリアーノ氏)がトランプ氏を支持するのであれば、私は彼を支持する」と述べた。

マストリアーノ氏はイラク戦争での従軍歴があり、保守派の政治家だ。トランプ氏は同氏の支持を表明している。

米国とケニアの二重国籍者であるマリク氏は過去、メリーランド州で民主党員として登録していた。しかし2016年と2020年の米大統領選ではトランプ候補への支持を公表した。

マリク氏は当時、米紙ニューヨークポストの取材に対し「米国を再び偉大にする(Make America Great Again)は素晴らしいスローガンだ。トランプ氏に会ってみたい」と語った。

マリク氏は先月、政治的見解が異なることから、2015年以降オバマ元大統領と言葉を交わしていないと明かした。

政治・安全保障担当記者。金融機関勤務を経て、エポックタイムズに入社。社会問題や国際報道も取り扱う。閣僚経験者や国会議員、学者、軍人、インフルエンサー、民主活動家などに対する取材経験を持つ。