[ワシントン 15日 ロイター] – 米国務省は、エストニアへの高機動ロケット砲システム「ハイマース」売却など総額15億ドルを超える兵器売却を承認した。国防総省が15日、発表した。
ロシアによるウクライナ侵攻を受け、欧州で兵器に対する需要が高まる中、国務省は売却を承認。米国や同盟国が供与しているハイマースは、ウクライナがロシアとの戦闘で使用している。
エストニア向けに承認された売却には、最大6基のM142「ハイマース」ランチャーのほか、支援機器や技術サポートなどが含まれる。
このほか、ノルウェーへの中距離空対空ミサイルなどの売却(最大9億5000万ドル)、韓国へのMK54軽量魚雷(推定1億3000万ドル)の売却も承認。台湾に対する軍事技術援助提供も承認された。
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