[8日 ロイター] – イランのタスニム通信は8日、革命防衛隊が2基目の軍事衛星「ヌール(光)2号」の軌道投入に成功したと報じた。米軍は、人工衛星の軌道投入に用いられるものと同様の長距離弾道技術を利用することで、イランは核弾頭搭載型を含むより長射程の兵器を発射できるようになるとみている。
タスニム通信によると、ヌール2は高度500キロの軌道上にある。2基目の衛星の軌道投入はイランにとって大きな軍事的前進で、同国の核・ミサイル開発に関する懸念を高めることになる。
イラン初の軍事衛星「ヌール」は、2020年4月に打ち上げられた。
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