[メルボルン 11日 ロイター] – ブリンケン米国務長官は11日、会合後の記者会見で、ロシアがウクライナとの国境に軍を増派しており、北京冬季五輪開催中も含め、いつでもウクライナに侵攻する可能性があると述べた。在ウクライナ米大使館職員を引き揚げさせており、現地の米国人に即時出国をあらためて呼び掛けた。米国、日本、オーストラリア、インド4カ国の協力枠組み「クアッド」の外相会合後の記者会見で述べた。
ブリンケン長官は「新たな部隊がウクライナ国境に到着するなど、ロシア側の動きがエスカレートする兆候が引き続きみられる。すでに指摘しているように、侵攻はいつでも起こる可能性がある。五輪中もあり得る」と述べた。
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