岸防衛相、「日の丸」オスプレイに初試乗 「高度に安定した飛行」と評価

2022/01/29
更新: 2022/01/29

岸信夫防衛相は29日、千葉県の陸上自衛隊・木更津駐屯地を視察し、暫定配備されている輸送機V-22オスプレイに搭乗した。現職の防衛大臣として初めてオスプレイに搭乗した岸防衛相は「高度に安定した飛行」だったと安定性を強調した。

オスプレイを背に記念撮影する岸防衛相(防衛省提供)

V-22オスプレイについて、岸防衛相は「固定翼機の様に速い巡航速度と長い航続距離を有し、高高度を飛行する事が可能で、我が国を守る為、自衛隊の任務遂行に必要不可欠」と記した。

岸防衛相は同時に木更津駐屯地のヘリコプター部隊も視察した。

笑顔の岸防衛相(防衛省提供)

千葉県によると、木更津駐屯地における陸上自衛隊オスプレイの暫定配備は2020年7月から始まり、現在まで7機目が配備されている。近く2機が加わり最終的には全17機が予定されている。

この2機は2月中旬から下旬頃、米国から海上輸送され山口県の岩国基地に陸揚げされる。整備点検ののち木更津駐屯地に暫定配備される見通し。

政治・安全保障担当記者。金融機関勤務を経て、エポックタイムズに入社。社会問題や国際報道も取り扱う。閣僚経験者や国会議員、学者、軍人、インフルエンサー、民主活動家などに対する取材経験を持つ。