2月5日から12日にかけて札幌市で開催予定の「さっぽろ雪まつり」は、中共ウイルス(新型コロナウイルス)感染症拡大により、中央区の大通会場での雪像を設置しないことが決まった。市内の別会場で雪像制作を行い、オンラインで雪像や製造過程を鑑賞できるサービスを提供する。実行委員会が19日に発表した。
札幌の冬の風物詩は2年連続の事実上の中止となった。実行委員会は「中小雪像のみを制作・公開する通過鑑賞型の構成で縮小開催する準備を進めていた」が、感染の急拡大を受けて主催団体らと協議し、大通会場の展示中止を決めたという。
北海道新聞によると、秋元克広市長は「全国から多くの人が訪れるイベントの中止はやむを得ない」とのコメントを発表した。さっぽろ雪まつりには例年200万人以上が雪像の観賞に訪れ、2019年は270万人以上の来場者を記録した。
19日、北海道内の新規感染者は1000人を超え、過去最多更新を記録した。うち札幌は650人だという。
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