[アルマトイ 6日 ロイター] – ウラン生産で世界最大手のカザフスタン国営企業・カザトムプロムは6日、国内の混乱による生産や輸出への影響はないと発表した。
カザフスタンでは燃料価格の値上げに抗議するデモが発生し、一部が暴徒化するなど混乱が起きている。
これを受けてウラン価格が上昇。プラッツのデータによると、スポット価格は5日、1ポンド=45.50ドルと11月30日以来の高値を記録した。
一方、カザトムプロムの広報担当者は「ウラン採掘は計画通りに進んでおり、停止していない。輸出契約も履行している」と述べた。
同社のウェブサイトによると、カザトムプロムの生産量は2020年の世界の1次ウラン生産量の約23%を占めた。
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