[東京 16日 ロイター] – 岸田文雄首相は16日の参院予算委員会で、北京冬季五輪への自身の対応ついて「今のところ私自身は参加することは予定していない」と述べた。
その上で、北京五輪に政府関係者を派遣するかについては「適切な時期に諸般の事情を勘案し、国益の立場から自ら判断することが重要」との見解を繰り返した。
白真勲委員(立憲)の質問に答えた。
英米豪加と同様に政府関係者を北京に派遣しない外交的ボイコットをするのかしないのかとの質問に対し、岸田首相は「外交ボイコットという言葉を正式に使っている国、いない国さまざまだ」とした上で、日本として国益の立場から自ら判断することが重要だと語った。
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