在アフガン日本大使館、一時閉館 トルコに臨時事務所設置

2021/08/19
更新: 2021/08/19

外務省は17日、在アフガニスタン日本大使館を15日付で一時閉館したと発表した。同時に、トルコ首都イスタンブールで臨時事務所を設置した。治安状況の急速な悪化を理由としている。

同日、武装組織タリバンが首都カブールを制圧し、20年に及ぶ政府軍との戦いにおいて「勝利宣言」した。さらに、ガニ大統領と政府主要人物が出国した。

アフガニスタンに残っていた日本大使館館員12人は17日、友好国の軍用機によりカブール国際空港から出国。アラブ首長国連邦のドバイに退避したという。在留邦人保護について、日本当局は臨時事務所を通じて取り組むという。

外務省は、アフガニスタン全土における危険情報を発出し、目的を問わず渡航停止を呼びかけている。

(大紀元日本語編集部)

関連特集: 国際