5月24日、世界保健機関(WHO)の年次総会が幕を開けた。ひときわ目を引くのが、ジュネーブ・国連本部の横に建てられたアーチだ。「台湾は力になる(Taiwan can Help)」と書かれたこのアーチは、台湾がWHOに参加できるよう呼びかけている。中国共産党政権の反対により、今後人類を襲うかもしれない更なるパンデミックを防止するための重要な会議から、台湾は引き続き除外されている。
世界で最も優れたパンデミック対策を行ってきた台湾は、WHOの「オブザーバー」として参加することを求めてきた。参加を支持する国際世論が高まっているにもかかわらず、5年連続で参加が見送られた。
(蘇文悦)
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