[ワシントン 6日 ロイター] – 米国とケニアは6日、相互貿易協定に向けた交渉に入ることで合意した。協定が実現すれば、サハラ以南の国と米国の間の初の貿易協定となる。米国は同地域における中国の投資拡大に懸念を示してきた。
トランプ大統領とケニアのケニヤッタ大統領は、ホワイトハウスで会談後、貿易協定に向けて正式に交渉に入る意向を表明した。
トランプ大統領はライトハイザー通商代表部(USTR)代表に対し、貿易促進権限(TPA、通称ファストトラック)法に基づき、この交渉について議会に正式に通知するよう指示したという。
ケニアのベティ・マイナ次期貿易相は、5月に米当局者らがケニアを訪れる予定で、ケニヤッタ大統領は2年以内に協定を成立させたい意向と述べた。
USTRは、交渉開始30日前に、交渉における米国側の目標を公表するとした。
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