カーター元米大統領が訪朝に意欲、トランプ政権は消極的=NYT

2017/10/23
更新: 2017/10/23

[ニューヨーク 22日 ロイター] – ジミー・カーター元米大統領(93)が、米朝関係の緊張緩和を目指し、トランプ政権を代表して訪朝することに意欲を示している。ニューヨーク・タイムズ(NYT)紙電子版が伝えた。

カーター氏は同紙とのインタビューで、新たな外交活動の時期なのか、またトランプ大統領のために行く意思があるのかと質問され「行く」と答えた。

ただ、友人であるマクマスター安全保障担当大統領補佐官に話しているが、反応は消極的だという。

NYT紙はカーター氏の発言として「(補佐官には)必要ならいつでも応じられると話してある」と伝えた。

カーター氏は90年代半ばに訪朝し、故金日成主席との間で米朝枠組み合意につながる交渉を成立させた実績がある。

Reuters
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