中国最大のネットショッピングモール淘宝(タオバオ)は4日、販売業者に対して、現在販売中の日本語版ゲームソフトの販売中止を求めた。中国メディアが報じた。
報道によると、すべてのゲームソフトの商品タイトル、写真、紹介ページで日本語による情報を掲載してはいけないという。淘宝は今回の販売中止が「関連部門の規定に基づいたもの」としており、詳しい理由を明かしていない。
自主対応期間は4日~8日まで。8日を過ぎると、日本語ゲームソフトは一斉に削除され、販売業者に対する評価は減点されるという。
今回の禁止令にネットユーザーから批判の声が上がっている。「英語版も禁止したら。英語を話すインドのソフトもお忘れなく」「(台湾香港の)繁体字版はどうなるの?」「大学入試の英語試験も禁止でいい」また、「外国語出版物の禁止も時間の問題」と懸念する声も出ている。
(翻訳編集・高遠)
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