北朝鮮が核実験やミサイル発射を行えば、武力行使も辞さないとの姿勢を示した米トランプ政権はこのほど、米海軍特殊作戦部隊「Seal Team 6(シール・チーム6)」(以下、チーム6)を韓国に配置した。米国の対北朝鮮金正恩政権への圧力をより一層強めたとみられる。
チーム6は別名、海軍特殊戦開発グループと呼ばれており、2011年5月、国際テロ組織「アルカーイダ」指導者のウサーマ・ビン・ラディン殺害作戦にも参加する等、米海軍特殊作戦部隊(Navy SEALs)の中でも最精鋭のチームだ。
韓国メディア「中央日報」によると、チーム6は現在米韓両軍が行っている合同軍事演習に参加している。また、同部隊は有事の際、金正恩労働党委員長などの指導部を除去し、大量破壊兵器(WMD)を破壊する訓練も実施しているという。
同報道では米国の「陸、海、空軍と特殊部隊」の約1万7000人の兵士が合同軍事演習に参加したとしている。
(翻訳編集・張哲)
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