【大紀元日本9月3日】台湾の馬英九総統(国民党主席)は2日午後、与党国民党の幹部会合(中山会報)出席の際、香港行政長官選挙をめぐって香港民主派の抗議活動支持を示した。台湾メディア・中央通訊社などが報じた。
馬総統は「民主主義と法治主義は香港の核心的価値であり、台湾の各界は香港市民が民主選挙を求める継続的行動に高い関心と支持を示している」と述べ、中国当局に「智慧を活かし、反対意見を包み込み、理性的な対話と平和的な方法をもって共通認識を図り、多数の市民からの要望に応え、香港社会の不安を解消するように」と呼びかけた。
さらに、馬総統は、民主主義と法治主義も台湾社会の核心的価値であり、長きにわたり追い求め続ける目標であるとの見解を示し、「我々は香港の情勢の進展を注視し続け、同時に香港市民が民主と法治を追求することを支持する」と強調した。
(翻訳編集・王君宜)
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