【大紀元日本3月8日】6日のドイチェ・ヴェレ英語サイトは、少なくとも15人のドイツ人記者が中国で、ネットで呼び掛けられた反政府デモの活動場所で警察当局に身柄を拘束されたと報じた。ドイツ人記者らが先週に続き、2度にわたって拘束されたことに対して、ドイツのギド・ヴェスターヴェレ外相は、中国当局の対応を非難する声明を発表した。
声明は、「(中国当局の)対応に非常に不安を感じる」としたうえで、「決して受け入れられないやり方だ」と強く非難した。
同じことは1週間前の土曜日にも起きた。少なくとも16人のドイツ人記者が拘束され、殴る蹴るなどの暴行を受けた記者もいた。
ドイツの政府担当者は先週、北京当局に記者の報道を制限するやり方に懸念を示したばかり。
ヴェスターヴェレ外相は声明で、北京政府に対して、ドイツ及びその他の海外メディアの報道を妨害しないよう、呼びかけた。
中国当局はインターネットで呼びかけられている反政府デモの動きに神経を尖らせ、外国人記者への報道規制を強化している。
(翻訳編集・余靜)