【大紀元日本8月28日】ドイツ・バイエルン自由州当局は8月26日、地元の農場から高病原性鳥インフルエンザH5N1型ウイルスが検出され、農場内の16万羽の鶏を処分することになったと発表した。
地元当局スポークスマンのフォレイシ氏は、同州南部アイランゲン市付近の農場で飼育されたアヒルから、H5N1型ウイルスが検出されたことが確認され、今、その感染経路を調べていると話した。
ドイツ農業省の関係者によると、農場は4週間前にドイツ北部ザクセン=アンハルト州の供給先から購入した3羽のアヒルの雛からH5N1型ウイルスを検出したという。当局は供給先に対しても検査する予定である。
これまでの報道によると、8月に入って、バイエルン自由州では、アヒルが鳥インフルエンザに感染した例はすでに数件も発生し、この夏ドイツ各地では約50羽の野生の鴨がH5N1型ウイルスの感染によって死亡しているという。
(記者・豊山総合報道)
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