五輪前に法輪功への弾圧強化か=中国公安関係者

2007/06/21
更新: 2007/06/21

【大紀元日本6月21日】中国新疆ウイグル自治区の公安関係者から伝えだされた情報によると、中共高層部はこのほど、全国の司法機関に秘密指令を伝達し、北京五輪前に、異見者(人権や民主を唱える人)、特に法輪功に対する取締りを強化し、一層厳しく弾圧するよう指示したという。

新疆ウイグル自治区の党委員会は5月22日、緊急会議を開き、自治区公安庁や自治区各事業部門の法輪功弾圧関係者に、弾圧を強化するための秘密事項を伝達したという。

99年に中共が法輪功を弾圧し始めてから、新疆ウイグル自治区の司法機関は、法輪功への迫害に積極的に参与してきた。

法輪功系「明慧ネット」によると、99年からこれまでの8年間で、自治区党委員会、自治区610事務局、新疆ウイグル自治区の各地党委員会機関は、法輪功の学習者600人近くを強制労働収容所に入れて監禁し、拷問により40人近くを殺害したという。