中国農村人口の過半数、歯磨きの習慣なし

2006/09/02
更新: 2006/09/02

【大紀元日本9月2日】明報新聞網によると、現在の中国大陸における練り歯磨き粉の消費量は、年間52億本に達しているものの、歯磨きの習慣のない人は、都市部で約1/3、農村部で半数を超えた。

中華口腔医学会秘書長の顔景芳氏によると、50年代初頭の中国における練り歯磨き粉の年間平均消費量は、たった2500本であったという。顔氏によると、歯磨き粉の年間消費量は伸びているものの、都市部人口の1/3、農村部の57%は、依然として歯磨きの習慣がないという。

顔氏によると、中国大陸全国民の口腔内健康は改善されつつあるも、(歯槽膿漏などの)口腔病に罹患する率は97.6%に達しているという。