中国共産党は本当に必要なのか?

2006/03/30
更新: 2006/03/30

皆さんこんにちは。まず自己紹介をさせていただきます。私は1989年に中国で理学(化学)の修士号を取りました。大学院卒業後、地元の環境保護局に就職して8年間勤めました。当時は公務員でした。1997年日本に留学し、1998年東京工業大学大学院に入学、2003年に工学博士号を取りました。そのまま日本で就職し、現在、利根川、霞ヶ浦、手賀沼などの水質観測の仕事をしています。私はずっと理学を専攻してきました。本日の演題は自分の専門と全く関係のない、中国共産党(以下中共と簡略)について皆さんにお話しするため、まず自己紹介をいたしました。

さて、第二次世界大戦は中国人民に莫大な災難を与えました。そのため中国人は日本を恨んでいます。これは事実であり、これは一つの民族感情であり、しかも理解できることです。しかし、中共は中国人のこのような民族感情を利用して、訳もなく中国人を煽動し、更に更に、限りなく日本人を恨むように仕向けています。日本を恨むことによって自分はまるで中国を救い出した「抗日英雄」であるかのように、日本人は世の中で一番悪い人間で、自分は世の中で一番偉い人間であると中共はわれわれを教育してくれました。そのため、私は初め日本に来た時、周りの人は全て敵のように見え、誰も信じられず、自分しか信じませんでした。しかし、日本社会に対する認識が深まるにつれ、日本人は私が想像していたほど悪くないということが分かりました。日本人も中国人と同様、良い人間がいれば悪い人間もおり、しかも、日本人はとても優しく、中国人よりもっと大人しく、日本人を騙すことは非常に簡単であるということが分かりました。更に深く認識すると、日本人と中国人はお互いに誤解していることが分かりました。どのように誤解しているかと言えば、日本人は中国のことを中国の現状よりもっと良いと考えており、中国人は日本のことを日本の現状よりもっと悪く考えています。この誤解の原因は他でもない中共の宣伝にあるということが分かりました。私は両国民の間にこのような誤解があってはいけないと思い、仕事の合間を利用してこのような活動を行っています。私の目的は、中共に騙された日本人と中国人に、私が知っている全てのことを教え伝えることで、日本人と中国人が本当に心の底から仲良くなることを願っています。

中国共産党とは何か?

まず、中国共産党とは何かについてお話します。このことについて話す前に、私が中共について言及する資格があるかないかについて説明したいと思います。私は小学校一年生から「紅小兵」組織に入りました。この組織は後になって「少先隊」(少年先鋒隊)に代わりました。中学校では「共青団」(共産主義青年団)に加入し、大学では共産党に加入したことがあります。これらは全て中共の組織です。日本に来る前、中共はたくさんの悪いことをしていると感じましたが、その時、中共は間違っているとか、本当に悪いものであるとか思いませんでした。来日してからはじめて中国の「民主運動家」に出会うことができ、中共は「民主運動家」が中国に反対していると言っていましたが、私が見たところ、彼らは中国に反対しているのではなく、中共の独裁政治に反対していると分かりました。このとき私ははじめて心の底から中共に騙されたと感じました。1999年から中共は「法輪功」を弾圧し始めました。その時私は毎日中共のホームページを見て、「法輪功」を批判する文章をたくさん読みました。ある日私は友達から「法輪功」の著書である「転法輪」を借りて読みましたが、内容は中共の批判文章に書いているものと全く違いました。中共の批判文章は「転法輪」の内容をわざと歪曲し、「法輪功」に全く関係ない虚言を「法輪功」に着せて、でたらめを言っていることが分かりました。その時から私は中共に対して完全に失望しました。一年前、私は「九評共産党」という本を読んで、中共は間違っているのではなく、それは本質から邪悪なもので、悪いことをせずにはいられないということが分かりました。ですから私は中共の全ての組織から脱退しました。つまり、私は子供の時から中共の理論を系統的に勉強し、自ら中共の組織に入り、そしてまた中共の組織を脱退した経験があるということです。中共が悪いものだと言っているものを、私は自ら見て、それらは全て悪いものではなかったのです。この他にも、言葉で表現できないたくさんのこともあります。ですから、私は中共を正しく評価する資格は十分あります。

では、中国共産党とは一体何でしょうか。私がこの話題に言及するとき、皆さんの頭には中共のイメージがそれぞれ浮かんでくることでしょう。皆さんの想像はそれぞれ違うと思いますが、どのように想像したとしても、次の幾つかのことに注意してください。まず、中共は人間ではないのです。ですから人間として中共のことを想像するのは間違っています。次に、中共は物でもないことです。ですから物のように共産党のことを想像しても間違っています。もちろん、中共は動物でもなく、政府でもありません。多くの日本人、さらに多くの中国人も、中共を中国政府だと思っていますが、実はそうではありません。では、中国共産党はいったい何でしょうか。それは一つの組織です。しかし、この組織は普通の組織とは違います。普通の組織は信仰がないのですが、中共は信仰があります。何を信仰しているのでしょうか。「共産主義」を信仰しています。皆さんは「共産主義は一つの社会制度だ」とずっと思ってきたことでしょう。実はこの世には「共産主義」という社会制度は全く存在しません。それは中共の信仰です。皆さん考えてみてください。組織があり、信仰があるのは何でしょうか。それは宗教ではないでしょうか。ですから中共は実は宗教なのです。しかし、この宗教はまた正教とは異なり、正教は佛、道、神を信じますが、中共はマルクス、レーニン、毛沢東を信じます。正教は天国世界を信仰するに対して、中共は「共産主義」を信仰しています。この点から見れば、中共は邪教なのです。

では、この邪教はどのように自分の信徒を増やしているのでしょうか。まず、宣伝します。中共は頭が良い人、技能がある人、リーダーになる能力のある人、金持ちの人、弁論が強い人など能力がある人を狙い、これらの人々を自分の組織に入るように誘います。中共はそれらの人に宣伝しますが、もちろん宣伝の内容はいろいろです。私はその中の一部を紹介します。例えば、中共は、自分は中国人民の代表であると宣伝します。当時私は本当にそうだと信じていましたが、日本に来て日本の選挙を見てから良く考えてみると、われわれ中国人は、誰も中共を自分の代表として選挙したことがありません。中共は自分自身で中国人の代表だと言っています。また、中共は自分が中国労働者の先進的組織だと言っています。当時私は、先進的組織は良いものだと思いました。しかし、後になって分かりましたが、先進的組織は必ずしも良いものとは限りません。「先進」とは先に進むことで、進むことには方向があります。まず先に、どの方向に向かって進むのかが非常に大事なことです。では中共はどの方向に向かって進んでいるのでしょうか。それは「悪」に向かって、進んでいるのです。皆さんもご存知のように、中共の祖先はフランスでパリ・コンミューンを形成した人たちで、彼らは労働者の中で一番怠け者で、誰も雇用しない人々であるといわれました。彼らは店を壊しては物品を略奪し、銀行を襲ってはお金を略奪するごろつき者で、つまり、彼らは「悪」に向かう先進的組織なのです。皆さんも中国国内での権力の腐敗や汚職のことについてよく知っていると思いますが、それはつまり中共という先進的組織がやっていることです。現在中共と北朝鮮の労働党は、自分の国を世の中で最も邪悪なごろつき集団、最もテロ活動を拡大している国に造り上げており、中共はこのような先進的組織です。また、中共は、自分は人民に奉仕すると宣伝します。後になって私はやっと分かりましたが、中共が言っている人民とは、自分を支持する人々で、自分を支持せず、反対する人はみんな敵になります。私は中国人ですが、中共に反対するため、私を中国人民と認めず、私を敵と見ています。また、人類に最も素晴らしい「共産主義」社会を造ってやると言います。先ほど私が言いましたが、「共産主義」という社会は根本的に存在せず、それは全て人を騙す嘘です。

宣伝を認める人に中共は「入党申請書」を書かせます。申請書を提出した後、中共は申請書を提出した人を分類し、誰を先に入らせるか、誰を「被党積極分子」にするかを討論します。それからそれらの人を教育、養成する共産党員を決めます。ふだん1人当たりに2名つけますが、教育する内容はもちろん中共の理論で、教育する標準は中共の八つの義務です。中共の標準に達したと思われる人に「入党志願書」を書かせ、入党の手続きを行います。手続きが終ると入党儀式を行い、中共の党旗に向かって宣誓させ、「自分は自ら志願して入党し、共産主義のために一生奮闘し、共産党が必要とする場合は少しもためらわずに命まで貢献し、永遠に共産党を裏切ない・・・・・・」などと宣誓します。その日から予備党員となり、もし大した問題がなければ、一年後正式党員となります。

中共の党員受け入れ方法は他の組織と違います。中共は入党者を組織的に入党させるだけではなく、組織的入党とはつまりあらゆる手続きのことで、思想的にも入党するよう要求します。ですから、宣誓儀式が終ると、入党者に入党感想を言わせ、感想を言うとき、次のようなことを必ず言わなければなりません。つまり、自分は今日組織的には入党しましたが、思想的にはまだ入党できず、共産党の標準にまだまだ距離があります。ですから今後も相変わらず勉強を続け、思想的にも入党できるように頑張ります。もちろん、これらの話は前もって彼に教えられたもので、このように言わなければなりません。それからこの人はいつも中共の基準に従って自分を律します。

皆さん考えてみてください。これは精神(マインド)コントロールではないでしょうか。これは洗脳ではないでしょうか。しかし、これはただ共産党員に対する洗脳に過ぎません。実は、中共は中国人全体を洗脳しています。小学校では「少先隊」がありますが、これは中共の組織で、中国人なら誰彼問わず、小学校に入るとこの組織に入らなければなりません。小学校では「思想品徳」という科目がありますが、これはすべて中共の思想教育です。中学校では「共青団」がありますが、これも中共の組織です。もちろん、申請してから入らせますが、現在は卒業するとき、大学に合格した人なら誰でも入らされます。中学校では「政治」という科目がありますが、その内容はマルクス主義哲学、毛沢東思想、弁証唯物主義など中共の思想です。中国では中学校から「理系」と「文系」に分けますが、「理系」の学生は歴史と地理は勉強せず、逆に「文系」の学生は物理と化学は勉強しません。しかし、誰でも「政治」を勉強しなければなりません。大学入学試験を受けるときも「政治」科目の試験を受けなければなりません。現在の大学生は、「共青団」に入ってない人はほとんどいないでしょう。大学では共産党組織があり、「徳育」と「中国共産党歴史」という科目があります。いわゆる「徳育」とは、実は中共の洗脳であり、いわゆる「中国共産党歴史」とは、中共の偉大さを宣伝するもので、これはどの大学でも、どの専門でも、誰でも勉強しなければなりません。これは学校での洗脳です。職場でも洗脳します。週一回の「政治学習」ですが、学習する内容は_deng_小平の話、江沢民の話などです。実は、われわれ中国人はこれらの「政治学習」が大嫌いで、多くの共産党員すら嫌いです。それにまた不定期的の「党性教育」、これはふだん「共産党学校」の教官が来て教育するものです。これだけではなく、映画、テレビ、ラジオ、新聞、小説、音楽会などなど、全てのこと、至るところで中共のものを宣伝しています。その結果、中国人の思惟方式はだんだん変わって行き、日常生活の中において非常に自然に中共の話が出て、自然に中共の歌を歌うようになります。ですから、中国では新しい文化が形成され、この文化は中共を中心として形成されたもので、いわゆる「党文化」が形成されてきたのです。

「党文化」とは何か?

突然「党文化」と言われると、よく理解できないと思われますが、この問題を説明するために、まず他の文化のことを見てみましょう。例えば国の文化ですが、国の文化とはこの国をめぐって形成された文化であり、国の歴史、文字、言葉、国民の思惟方法、生活習慣など、この国に生活している人なら、どの民族にも関わらず、みんなこのような特性を持っています。この他にもう一つ、民族文化があります。例えば韓国人ですが、韓国、北朝鮮、日本、中国、ロシア、アメリカなど世界各地に住んでいる韓国人は、みんなこの民族をめぐって形成された歴史、文字、言葉、生活習慣などの特性を持っています。さらにもう一つは宗教文化、例えばキリスト教ですが、キリスト教にはたくさんの物語があり、自分の歌、祭日、信仰があります。「党文化」も同様に自分の歴史があり、自分の言葉、音楽、思惟方式、祭日などがあります。しかし、これは自分が「党文化」に対する浅い理解でした。「党文化」も様々な特徴があります。私は「党文化」の特徴について自分の認識を述べたいと思います。

「嘘」:これは「党文化」における最大の特徴です。中共が自分の信徒に教えている全ての理論は嘘です。まずは、マルクス主義哲学の物質と精神に対する認識は間違っていますが、中共はそれを「どこにおいても正しい真理である」と言っています。次に唯物主義と唯心主義の理論も間違っています。中国人はこれらの理論を知っていますが、外国人はこのような概念すら知りません。中共は唯心主義思想をひたすら批判していますが、実は世の中には唯心主義という理論が全然存在せず、これは中共が作り出したものです。「共産主義」は中共の信仰であり、社会主義は共産主義の初期段階であると中共も言っていますので、社会主義も実は信仰のものに過ぎません。多くの日本人は社会主義も良いものではないかと思っていますが、実はそれは本の中に書いてある嘘のもので、実際の社会主義はそれと全然違います。今日は時間の関係でこの問題について深く論じたくありませんが、興味がある方は、今後一緒に検討しても構いません。

「暴力」:これも「党文化」における最大の特徴のひとつです。私は「文化大革命」の前に生まれましたので、小学校に入学するときちょうど「武装闘争」の時期でした。私は学生が先生を殴る場面を自ら見たことがあります。私達は子供の頃よくグループを造って「群喧嘩」をし、中学生になってもよく「群喧嘩」をしました。私は日本に来てそろそろ9年になりますが、日本の街頭で喧嘩をするのを見たことは一回もありません。中国では今現在、街頭で喧嘩するのも珍しいことではないでしょう。これは中共が教えてくれたのです。私達は小学校で常にこのような言葉を暗誦しました。つまり、「相手が侵さない限り、こちらも侵さない。相手にやられたら、こちらも必ずやり返す」、「階級闘争は年年講じ、月月講じ、毎日講じるべきである」、「天と戦い、地と戦い、人と戦う」などなど。皆さん考えてみてください。毎日このような言葉を暗誦する人はどうなるのでしょうか。皆さんも「文化大革命」のことについてお聞きになったことがあると思いますが、それは非常に怖いことです。今振り替えって見ると、社会全体が乱れてしまい、毎日闘争ばかりしていました。社会中で活躍している人は、みんな精神がおかしい人で、社会全体は精神病状態になって、精神がおかしくない正常な人はすべて牢屋、労働教養所などに監禁されてしまいました。

「金銭」:これも「党文化」の特徴です。10年間「文化大革命」の結果、中国は経済崩壊の状態になり、この状態を続けていけば中共自身も崩壊してしまう恐れがありました。ですから、中共は仕方なく、「文化大革命」を終らせなければなりませんでした。毛沢東が亡くなって_deng_小平が立ち上がりました。皆さんはご存知かも知れませんが、_deng_小平には一つの名言があります。それは「黒猫であれ白猫であれ、鼠さえ獲ればいい猫だ」です。その意味は何かと言うと、誰でもお金さえ取れれば良い人間だとの意味です。この話は間違いがないように聞えます。確かに鼠を獲るに黒猫白猫など関係ないでしょう。しかし、人間は猫ではありません。人間がお金を取るには手段を講じなければなりません。合法的手段で、きれいなお金を取るべきです。皆さんもご存知のように、在日外国人の中で、中国人の犯罪率が一番高いでしょう。これは毛沢東と_deng_小平が彼らにこのようにするよう教え込んだのです。

「党文化」のもう一つの特徴は封閉です。「党文化」は他の文化を受け入れません。ですから、「改革開放」の前にわれわれが見た外国の映画は全てソ連、北朝鮮、ベトナムなど共産主義国家のものでした。現在は「改革開放」され、インターネットもこのように発達していますが、中国に入る全ての情報はフィルターにかけられ、「党文化」に合わないものは全て遮断されてしまいます。世界各国にたくさんの中国からの留学生がおり、私のように博士号を取っている中国人がたくさんいます。われわれは中共に騙されている中国人のことを非常にかわいそうに思っています。中国人は自由、人権、民主などとは何か全然分かりません。われわれは外国で見たこれらのものを国内にいる中国人に教えたいのですが、中共は如何なる手段を取ってでも妨害しています。皆さんは大紀元時報の技術総監督李淵氏のニュースをお聞きになったことがあるかも知れませんが、彼は法輪功学習者で、立派な科学者です。彼はソフトウェアを研究する人で、中共が封鎖するソフトウェアを開発すれば、彼は新しいソフトウェアを開発して中共の封鎖網を突破します。最後に、中共は技術上では勝つことができないとあきらめ、スパイに指示し、彼を暴力で攻撃しました。李淵氏はアメリカの自宅で中共のスパイに殴られ、彼の二つのパソコンが盗まれました。私が中国国内にいる友達、親戚にEMSで「九評共産党」、「転法輪」などの本や他の資料を送りましたが、国家安全部の人は郵便局の人と一緒に郵便物を持って受取人のところに来て、彼らの前で郵便物を開けさせ、中の本を奪い取って去り、しかも受取人を恐喝しました。私が送った手紙はほとんど中共に横取りされてしまいました。中国国内では自由に外国に手紙を送ることは出来ません。手紙を必ず郵便局の係員に見せ、係員の許可をもらって、係員の前で封をしてからやっと郵送することが出来ます。国内で郵送するときも同じです、普通の手紙は大丈夫ですが、疑われた手紙は勝手に郵送することが出来ません。本を送る場合必ず検査を受けなければなりません、小包も同じです、もし中国の郵便局に行くとすると、窓口に針と糸が置いてあるのが見えると思います、それはお客さんに小包に封をさせるために使用するものです。家で封をしたものは全て破って、郵便局の係員の前で封をしなければいけません。

「党文化」のもう一つの特徴は他の文化を破壊することです。中国は5千年の文明歴史がありますが、現在はほとんど変わっており、形だけが残り、内包はほとんど破壊されています。中国の伝統的三節は「春節、端午節、中秋節」ですが、現在は「党文化」に変わり、現在の三節は「春節、労働節、国慶節」になっています。日本ではまだ繁体字を使っていますが、中国では簡体字を使っています。これは50年代中共がやったことで、実は70年代にももう一回やったことがありますが、反対が強かったためやむを得ず止めました。「反右派」、「文化大革命」のとき、たくさんの文人を殺し、中国の伝統文化を継承する文人はほとんどいなくなりました。中共は中国の文化を破壊するだけではなく、日本の文化も破壊しています。私がこのことを言い出すと、あまりにもでたらめで、皆さんは信じられないと思うかもしれません。私は高校生のときから日本語を習い始めましたが、私が日本語を習うのは何の目的もなく、学校で教えてくれるから習いました。しかし、中共は私に日本語を習う目的を決め付けてくれました。それは革命のために日本語を習うことです。ここにいる中国人、特に私と同時代の人は覚えているでしょう。日本語教科書に五十音図歌があると思います。このように歌うのです(歌う)「あいうえお、かきくけこ」、これは日本の歌でしょう。しかしこの歌の最後の歌詞は変わりました。(歌う)「革命のために日本語を習いましょう」(どっと沸き立つ)、これは笑い話ではありません。日本語だけではなく、英語も同じです。私は大学一年生から英語を習い始めましたが、英語の教科書にもこのように書いてあります:「Learn English for revolution」。日本人は中共のこのようなやり方はおかしいと思っているでしょう。しかし、中共は全然おかしいわけでなく、このようにやるのは目的があります。中共は、「共産主義は一つの国では実現されず、全世界の範囲で実現しなければならない」と私達に教えてくれました。中共はまた全人類を解放してから自分を解放することができると言っています。皆さん考えてみてください。日本語を分からない人が、どうやって日本に来て共産主義革命をやるのでしょうか。ですから中共が言っている「革命のために日本語を習う」ことは全て本当のことです。今世界各国に中共のスパイがたくさんいます。日本にもたくさんいると言われていますが、彼らは本当に革命をするために日本に来ています。中国の日本語教科書の中に中共のものがたくさん入っています。皆さん考えてみてください。これは日本の文化を破壊しているのではないでしょうか。これは日本語で中国の郷土風景を紹介することと同じことではありません。中国の学生はこれらの内容を日本の文化だと思うでしょう。中共はまた「中日辞書」の中に自分の思想を入れて日本人を洗脳しています。私は日本人の友人と「中日辞書」を開き、共産党がどのように自分たちの思想を辞書に入れて日本人に教えるのかを調べて見たことがあります。例えば「覚悟」、これは佛教の単語と思いますが、これを日本語に翻訳し、解釈するとき「階級覚悟」と例を挙げて説明しました。「人民」という単語を説明するとき、「われわれ中共の幹部は役人ではなく、人民に奉仕する者である」と書いています。中共のことを良く分からない日本人は、共産党は本当にそういう者だろうと思うかもしれません。他の形式の破壊もあります。例えば、1月17日日本NHKテレビ放送局で「同一首歌」音楽会を放送し、それは日中友好のためだと言いましたが、日本人はそれを本当に日中友好のためものだと思っているでしょう。しかし、中共は自分の目的があり、その目的は自分と一緒に「同一首歌」を歌おうと日本人を誘っているのです。何の歌でしょうか。絶対日本の国歌ではありません。中共の歌です。私が先ほど話しましたが、日本人は大人しくて、日本人を騙すのは極簡単なことで、一語で騙されます。このようなことはたくさんあって、数え切れないほど多いのです。

「党文化」の特徴は、このほかにもたくさんありますが、私も「党文化」に対して絶えず認識している途中です。

どのようにして中国共産党を消滅すべきか

では、このような中共は必要でしょうか。もちろん必要ではありません。それを消滅しなければなりません。しかし、中共消滅には暴力を使ってはならず、武力を使ってもいけません。中共は暴力が大好きで、全世界の全ての人が自分に向かって暴力を使うように願っています。もし誰かが中共に向かって暴力を使えば、それは中共が暴力を使う口実を与え、中共が存在していく理由になります。ですから、暴力

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