【大紀元日本1月13日】化学工場の深刻な汚染問題による住民と警官の衝突事件で、衝突の際、村民らを率いたといわれる8人は、9日に有罪判決を下された。8人は、判決に対して不服申し立てるにした。アジア自由ラジオが伝えた。
昨年4月10日、浙江省東陽画水鎮の化学工場は、有毒ガスを排出する違法行為によって、付近の環境が深刻に汚染され、住民らは抗議を行い、警官と大規模の衝突となった。
東陽検察院に起訴された8人は、当時暴力をふり、物を破壊するなどの行為は一切していないとし、無罪を主張した。8人はさらに、勾留中に警官に拷問されたことを法廷で明らかにした。
有罪判決された8人の刑期は、8ヶ月から5年までまちまちである。うちの3人は、1年から1年と6ヶ月刑期の執行猶予になっており、3人とも早く出所したいために、当局がつけた条件に従い、事実と相反して、事件当時に傷害や暴力に加わった自白書を提出し、執行猶予になったという。
執行猶予になった王小胖(音訳)は記者の電話インタビューに対して、一日も早く出所して、事実を村民らに報告しなければ、真相は明らかにならないと述べた。王氏は、勾留中に5日間にわたり、警官に足かせをかけられ、ひざまずかされ虐待されたことを明らかにした。
弁護人側の李和平弁護士は、今回の判決は法律に沿ったものは1つもないとし、まったく利害関係および主観による判決だと当局を譴責した。
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