官房長官は12月15日発表の日銀短観の結果、景気が緩やかに回復しているとの認識を示した。大企業製造業DIは+15で改善継続。金融政策には、賃金上昇を伴う2%の物価安定目標の持続的な実現を期待と述べた
日銀短観で大企業・製造業の景況感が2期ぶりに改善し、業況判断指数(DI)は前回より1ポイント高いプラス13となった。価格転嫁の進展で企業収益が好調な一方、米国の通商政策など外部要因への警戒感も残る中、長期金利は一時1.435%まで上昇した。
日銀の6月短観で大企業製造業の景況感が2四半期ぶりに改善。価格転嫁やAI投資が追い風となる一方、外部環境の不透明さも続く。