欧州各地で異常な高温 熱波が各国を襲い気温40度に迫る

2026/06/24
更新: 2026/06/24

欧州の複数の国が、今夏に入って強烈な熱波に見舞われている。フランスやスペイン、イタリア、ドイツ、イギリスの一部では気温が40度近く、あるいは40度を超え、各地で最高レベルの高温警報が発令された。休校や交通機関の運休も相次ぎ、噴水や川辺、プールに集まって暑さをしのぐ人々の姿がみられる。パリではサン・マルタン運河に飛び込む人もいた。

今月22日、熱波はパリと周辺地域で猛威を振るい、パリの気温は一時39度に達した。ボルドーなどでは40度を超え、当局は最高レベルの「赤色高温警報」を発令している。猛暑は今後も1週間ほど続く見通しである。

観光客のダモレさんは「ものすごく暑い。幸い、パリ市が無料の飲料水を提供している」と語った。

21日には、多くのパリ市民が市北東部のサン・マルタン運河で泳ぎ、厳しい暑さの中で涼を求めている。

パリ市民のクルスさんは「水温がちょうどよく、とても気持ちいい。ここで泳げて嬉しい」と述べた。

スペイン南部では最高気温が42度に達した。首都マドリードでは、ホームレスの人々向けに冷房設備のある「気候シェルター」が再開された。

建設作業員は「本当に暑い」と語った、

イタリアの首都ローマでは気温が36度まで上昇し、ミラノやフィレンツェ、ボローニャ、トリノなどでも「赤色高温警報」が発令されている。

ドイツ各地でも暑さが続き、一部地域では今後40度に達する可能性がある。観光客や住民はアイスクリームを食べたり、噴水で涼んだりして暑さをしのいでいる。

イギリスでも今週半ばに39度まで上昇する可能性があり、今月の最高気温記録を更新する可能性がある。

気象専門家によると、この熱波はサハラ砂漠の熱気が北上し、強力な「アフリカ高気圧」と重なったことで発生した。「ヒートドーム」と呼ばれる現象により熱気が西欧と中欧の上空に閉じ込められ、気温上昇が続いている。