アメリカ航空宇宙局(NASA)は、アルテミス2号ミッションの「オリオン」宇宙船から撮影された初の地球の写真を公開した。地球の外側から、我々が暮らす星を捉えた光景が映し出されている。
これらの写真は、NASAの宇宙飛行士でありアルテミス2号の船長を務めるリード・ワイズマンが撮影したものだ。2026年4月2日に「月遷移軌道投入噴射」を完了した後、オリオン宇宙船の窓から撮影された。
「月遷移軌道投入噴射(translunar injection)」は今回のミッションにおける重要な局面であり、宇宙飛行士が宇宙船のメインエンジンを点火することで地球周回軌道を離脱し、月へと向かうプロセスを指す。
以下の写真では、地球がちょうど太陽を遮った瞬間に、2つのオーロラ(右上と左下)および黄道光(右下)を確認することができる。

夜側から撮影された地球の写真:

宇宙船の4つのメインウィンドウの1つから見た地球の光景:

捉えられた明暗境界線(ターミネーター):

NASAのSLS(スペース・ローンチ・システム)ロケットとオリオン宇宙船は、4月1日午後6時35分にフロリダ州ケネディ宇宙センターの39B発射台から打ち上げられた。4名の宇宙飛行士を乗せ、10日間の月飛行試験へと向かっている。この歴史的かつ冒険に満ちた月探査ミッションは、人類が50年以上ぶりに月の近傍へと帰還することを意味している。
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