PayPayが米国ナスダック市場に上場へ

2026/03/03
更新: 2026/03/03

ソフトバンク株式会社は2026年3月3日、同社の連結子会社であるPayPay株式会社が、米国の証券取引所における新規株式公開(IPO)に向けたロードショーを同年3月2日(米国時間)に開始したと発表した。

今回のオファリングでは、PayPayの普通株式を対象とした米国預託株式(ADS)が募集および売出される。総数は54,987,214ADSであり、その内訳はPayPayによる新規募集が31,054,254ADS、ソフトバンクグループ株式会社が最終的に支配権を持つ投資ファンド(SVF II Piranha (DE) LLC)からの売出しが23,932,960ADSとなっている。さらに、オーバーアロットメントに伴う追加購入オプションとして、引受人に対し最大8,248,081ADSが30日間付与される見込みである。

ADS1株あたりの仮条件価格は17米ドルから20米ドルに設定された。PayPayは、ナスダック・グローバルセレクトマーケットにティッカーシンボル「PAYP」での上場を申請している。共同ブックランニング・マネージャーは、Goldman Sachs、J.P. Morgan、Mizuho Securities USA、Morgan Stanleyの各社が務める。

また、本オファリングの一部として日本国内でも8,653,079ADSの売出しが実施される予定である。国内売出しの価格は本オファリングと同一であり、みずほ証券とPayPay証券を通じて、2026年3月3日から3月7日(日本時間)までの期間で申込みを受け付ける。

なお、ソフトバンク株式会社によれば、IPO完了後もPayPayは引き続き同社の連結子会社となる想定であり、本件がソフトバンクの連結業績や財政状態に重要な影響を及ぼすことはないとの見解を示している。

エポックタイムズの速報記者。東京を拠点に活動。政治、経済、社会を担当。