ハメネイ師死亡の詳細 会議中の空爆で高官ら死亡 親族や複数の高官も死亡

2026/03/02
更新: 2026/03/02

イラン政府は3月1日、米国とイスラエルが実施した攻撃により、86歳のイラン最高指導者ハメネイ師が死亡したと確認した。ハメネイ師の複数の親族や政府中枢の高官も同時に死亡した。

ハメネイ師と4人の親族が死亡

イラン国営通信社は同日、ハメネイ師の死亡を確認した。米国とイスラエルによる空爆で、ハメネイ師の娘、娘婿、孫娘も死亡した。

イラン中枢高官も多数死亡

イスラエル政府は、今回の空爆でハメネイ師とその親族のほか、複数のイラン政権中枢の人物を殺害したと発表した。死亡が確認された人物はアリー・シャムハニ首席顧問、イラン革命防衛隊(IRGC)司令官のモハンマド・パクプール将軍、イラン軍緊急統合司令部のサラーフ・アサディ情報部長、アジズ・ナシルザデ国防相、モハンマド・シラジ最高指導者軍事事務局長などだ。

ハメネイ師が側近と会議中に空爆

ロイターは、米国の情報筋2人と事情に詳しい米政府当局者の話として、イラン指導部が側近と会合を開いていた最中に米国とイスラエルが空爆を実施したと報じた。イスラエル政府高官はロイターに対し、ハメネイ師の遺体をすでに発見したと明らかにした。

イスラエル側の情報によると、ハメネイ師は、かつて国家安全保障会議書記を務めたアリー・シャムハニ顧問や革命防衛隊モハンマド・パクプール司令官など、複数の高官側近とともに死亡した。

ロイターはまた、イランの情報筋2人の話として、米国とイスラエルの空爆が始まる直前、ハメネイ師が秘密の場所でアリー・シャムハニ顧問やアリー・ラリジャニ最高国家安全保障会議書記と会談していたと伝えた。

トランプ大統領「情報機関が行動を特定」

ドナルド・トランプ大統領は自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に投稿し、米国の情報機関がイラン最高指導者の所在を特定した後、攻撃で殺害したと述べた。

ドナルド・トランプ大統領は「アヤトラ・アリー・ハメネイ師は米国の情報網と高度な追跡システムから逃れることはできなかった」と述べ、米国がイスラエルと緊密に協力して作戦を実施し、ハメネイ師とともに複数のリーダーが死亡したと説明した。

米イスラエル、作戦を前倒し

米国の情報筋2人と匿名の米政府当局者は、ハメネイ師が高官顧問と会合を開く情報を確認した後、イスラエルと米国が空と海からの軍事行動を開始したと明らかにした。

米政府当局者は、空爆の奇襲性を維持するためハメネイ師を最初の攻撃目標に設定したと説明し、ハメネイ師が逃亡すれば地下施設などの潜伏先に移動する可能性を懸念していたと述べた。

別の米国情報筋は、ハメネイ師が当初、2月28日土曜日の夜にテヘランで会議を開く予定だったと説明した。しかし、イスラエル情報機関が会議が同日午前に開催されることを把握したため、米国とイスラエルは空爆を前倒しした。