中国・広東省広州市の男性、張芸君さんによる実名告発の動画がこのほどインターネット上で急速に拡散し、広東省における大規模な人身売買および生体臓器摘出の疑惑が明るみに出たとして波紋を広げている。
張さんは動画の中で、広州を拠点とする特大規模の犯罪組織が長年にわたり人身売買を行い、被害者の中には海外で詐欺行為を強要されたり、強制的に臓器摘出された者が多数存在すると実名で告発した。
広東・広州の実名告発者である張芸君さんは、「広州の特大人身売買組織の主要メンバーは、呉余文一族、そして私の地元の張永三一族、張能君一族だ」と語り、「20年以上にわたり人身売買を行い、この犯罪組織によって海外に売られ、詐欺に従事させられたり、臓器を摘出された被害者は100人以上に上る」と話した。
中国における人身売買および生体臓器摘出をめぐる新たな事例が告発された形だ。張さんは、広東省の特大犯罪組織である呉余文一族が、20年以上にわたり人身売買に関与し、臓器摘出にまで手を染めてきた疑いがあると指摘し、被害者は100人を超えるとしている。
張さんはさらに、「この犯罪組織は人身売買だけでなく、故意の殺人、麻薬取引、強制売春、売春組織の運営にも関与している」と暴露。「私が提供する資料はすべて事実であり、もし虚偽があれば、私は一切の法的責任を負う覚悟です」と述べ、実名での告発に踏み切った理由を強調した。
張さんによると、呉余文一族はかつてライブ配信による物販会社を運営し、インターネット上で人材を募集した後、応募者を人身売買の取引で売り渡していたという。その規模は極めて大きかったとされる。
張さんは、「呉余文一族は、元恋人や元同僚、友人など数え切れないほどの人間を売り飛ばしてきた。私自身も何度も売られそうになったが、騙されなかったため、今度は私を口封じのために殺そうとした」と証言する。
また、地元の張永三一族についても、「十数年前に広州で人身売買事件を起こし、その後は地元に逃げ帰り、ずっと表に出ていない」と述べている。
張さんは、実名告発に踏み切った理由について「完全に追い詰められ、逃げ場がなくなったからだ」と語り、その意思は揺るがないとしている。
「彼らは私の親族や友人を何人も殺し、友人を強制的に売春に追い込んだ。たとえ路上で寝泊まりし、泥や土を食べて生き延びることになっても、私は必ず彼らを告発する」と、強い決意を示した。
時事評論家でYouTube配信者の陳薇羽氏は最近、この告発動画を自身のSNSで転載。この事件は、近ごろ中国本土で相次いで報告されている子供や若者の失踪事件や臓器摘出疑惑を想起させるものとして、国内外で関心を集めている。
事件の真相や当局の対応については、現時点で公式な発表はなく、今後の動向に注目している。
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