イラン各地で続く反政府抗議は23日目に入り、「人権活動家通信(HRANA)」の集計によると、これまでの死者数は4029人に達した。
治安当局による激しい弾圧が続く中、イラン国民の動向や軍内部の実情について、南カリフォルニア版大紀元の編集長で「カリフォルニア内幕」の司会者コラミ氏が、アメリカの元政府高官であるビヤン・キアン氏に独占インタビューを行い、現状分析を伺うと、キアン氏は「喜んで出演する。『大紀元』は常に自由の友だ」と応じた。
コラミ氏は、イランから流出している映像について、「機関銃で無差別に掃射する場面が確認されているほか、現地から脱出した人々は『誰彼構わず撃つ』『街を歩いているだけで銃弾が飛んでくる』と、非常に恐ろしい状況を語っている。こうした状況をどう見ているのか」と質問した。
これに対しキアン氏は、「武器、特に戦闘用兵器に詳しい者なら一つ覚えておくべきことがある。イラン当局が重火器を持ち出すということは、恐怖を感じている証拠だ。そして実際、彼らは危機的状況にある」と指摘した。
「何千、何万人もの人々が立ち上がっている。これは過去のような一時的な蜂起ではない。これは革命だ。指導部が存在し、明確な方向性がある」と強調した。
さらに、「たとえ弾圧を受けても、指揮中枢は依然として命令を出し、情報を伝達している。これは王太子が長年にわたり準備してきた結果だ」と述べ、「現在稼働している組織が存在し、人々に『不朽衛隊』と呼ばれる小規模なグループを編成するよう命じている。人々は実際にそれに従い、行動を起こしている」と説明した。
キアン氏によれば、多くの人々が王太子やその側近、さらには他の反体制勢力と直接連絡を取り合っており、衛星通信網「スターリンク」に接続できれば、相互の連携が可能だという。
「世に出るべき多くの声が、今まさに存在している」と語った。
キアン氏は、イラン軍の将官クラスの人物からの電話を受けていると明かした。「将官クラスの人物から『我々の名前を(制裁)リストから外してほしい。我々は人民の側に立っている。すべてが終わった後も職を失いたくない』という電話が来ている」と明かした。
キアン氏は彼らに対し、「仕事の心配をする前に命を守れ。選択肢は二つしかない。人民の側に立つか、処罰を待つかだ。もし法廷で裁かれる機会があるなら、それは幸運だ。しかし人民が先に見つければ、裁判を受ける機会すら与えられない」と警告したという。
「今すぐ人民の前に出て降伏を宣言すれば、まだ間に合う。この惨事の代償を減らすことができる」「イラン国民は恐れていない。彼らはもはや外交的引き延ばしにも応じない。今回ばかりは通用しない」とも話したという。
キアン氏はさらに、最高指導者ハメネイ師について、「自らを『神の声の代弁者』と称する人物で、今や姿を隠し、穴に潜って出てこない。彼は権力の象徴として神格化されてきたが、多くの軍人は彼の命令に従っていない」と述べた。
「彼らの発言は大衆向けの演出にすぎない。重要なのは、何を言っているかではなく、何をしているかだ」とし、「大半の武装部隊員は、終わりが近いことを悟っている。本当の終末が来ている」と指摘した。
一方で、なお弾圧を続ける勢力については、「彼らが守っているのは、長年にわたりイラン国民の血と汗の結晶を盗んできた者たちの利益だ」と批判。「彼らの財産はどこから来たのか。イラン国民は皆、その問いを突きつけている。だからこそ、彼らは怯え、恐れているのだ」と語った。
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