自民党の山田宏参院議員は、2025年10月14日までに自身のX(旧ツイッター)で、自民党への入党希望者が急増していると明らかにした。ジャーナリストの須田慎一郎氏も総裁就任から14日朝までで高市事務所経由で7千人の党員の増加があったと報告しており、背景には、高市早苗新総裁の誕生に対する強い期待感があるとみられる。
山田議員は「高市新総裁への強い期待を感じます。ありがとうございます」と投稿し、入党希望者からの問い合わせや申し込みが相次いでいることを複数回にわたり報告した。
これは、高市早苗氏が自民党第29代総裁に就任した直後の動きであり、党勢回復の兆しとして注目している。
自民党の党員数は2020年に約113万6千人とピークを迎えた後、3年間で約20万人減少し、2025年にはついに100万人を下回った。2024年時点でも減少傾向は続き、2025年の総裁選で投票資格を持つ党員数は91万5574人とされる。減少の背景には、派閥による政治資金規正法違反事件などの不祥事、高齢化による自然減、他党への支持層の流出などを指摘している。
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