米保守派の政治活動家・チャーリー・カーク氏暗殺事件を受け、アメリカに留学中の中国人女子学生が動画内で公然と「政治的暗殺を支持する」と発言し、さらに中国共産党の元指導者・毛沢東の言葉を引用したことで、アメリカ内で波紋を広げている。元ニューヨーク市長ルディ・ジュリアーニ氏は、所属大学に通報し対応を要求している。アメリカ国籍の中国系コメンテーター・曹長青氏も「銃撃を称賛および宣伝する人物はビザを取り消し、中国へ送還すべきだ」と主張した。
オハイオ州オベリン大学に在籍する中国人学生Julia Xuは次のように述べている。
「私は以前から、政治的暗殺の復活が必要だと考えている。その立場が誤りだとは思わない。言論の自由はすべての人に無条件で与えられるべきものではなく、ある種の人々は公の場で発言することを恐れるべきだ。毛沢東の言葉を借りれば、人民には言論の自由があるべきだが、反動分子や帝国主義者、資本家、革命に敵対する者にはその権利を認めるべきではない。さもなければ、これまで築き上げてきた成果は水泡に帰してしまうのだ」
オベリン大学3年生のJulia Xu は、授業中に自身の政治的見解を発表し、その際に教授が賛同を示したと主張。
動画がSNS上で拡散されると、XuはすべてのSNSアカウントを削除し、非公開設定に切り替えたが、動画などはすでにダウンロードされている。
元ニューヨーク市長のジュリアーニ氏は、オベリン大学に通報し、大学側に対応を求めた。
さらに、中国系米国人コメンテーターの曹長青氏は、「オベリン大学に極左過激派が集まる傾向があるのではないか」と懸念を表明している。
また曹氏は、「もしJulia Xuが学生ビザで入国しているのであれば、ルビオ米国務長官の見解に基づき、暴力的な銃撃や暗殺を称賛する外国人のビザは取り消されるべきだ。Xuは中国に送還され、そこで『政治的暗殺』を主張すればよいのだ」と述べている。
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