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国際 中国軍機侵入で「挑発合戦」 ネットで大反響

「一生共産党の奴隷として生きるのか」 台湾空軍と中共軍が異例の「口撃戦」

2025/09/08
更新: 2025/09/08

中共軍機による台湾周辺空域への進入はすでに日常化しているが、今回は異例の「口撃戦」が大きな注目を集めた。

先月29日、中共軍機が台湾の防空識別圏(ADIZ)に侵入。これに対し台湾空軍が戦闘機を発進させ、無線で退去を求めた。その際、地上管制員同士の激しいやり取りが録音され、インターネット上で拡散された。

台湾側は「一生跪いたまま共産党の奴隷として生きるのか。自由が何かも知らないとは可哀想だ」と述べ、さらに「習近平はあなたが選んだのか?」と問いかけ、民主主義と独裁の差を突きつけた。

これに対し、中国側は「小さな台湾などいつでも攻め込める」と虚勢を張り、最後は下品な罵声を繰り返すしかなかった。台湾側は「罵声を浴びせることにかけては世界一だな。なんと情けないことか」と冷静に切り返し、余裕を見せた。

この音声はSNSを通じて瞬く間に広がり、「台湾側の冷静な指摘に比べ、中国側は罵声しか返せないのか」「正規軍と無法集団の落差が歴然だ」といったコメントが相次いだ。専門家の中には「中共軍の士気や統制の低下を示す象徴的なやり取り」と指摘する声もある。

いずれにしても「誰も選んでいない指導者のために命を懸けるのか」という問いかけは、中共体制が抱える根本的な矛盾を鋭く突くものとなった。

李凌
エポックタイムズ記者。主に中国関連報道を担当。大学では経済学を専攻。カウンセラー育成学校で心理カウンセリングも学んだ。中国の真実の姿を伝えます!